用語
ROI(Return On Investment:投資利益率)
投資回収期間に得られる効果金額を投資額で割ったもので、投資したお金に対してどのくらい効率的に利益を生み出しているかを示す指標。ROIは投資の効率性を測る上で重要な指標で、値が大きいほど投資効率が高い。
ROI(%)=利益÷投資額×100
ベンチマーク(他社比較)
IT投資評価の手法の一つ。売上高投資金額比、従業員あたりの投資金額などを他社との比較したもの
機会損失
IT投資評価の手法の一つ。プロジェクトを実施しない場合の始業での競争力を表したもの
EVA(Economic Value Added,経済的付加価値)
企業が一定期間に生み出した経済的価値を評価する指標のひとつ
EVA=税引き後営業利益−投下資本×資本コスト
IRR(Internal Rate of Return,内部収益率)
投資により将来得られるキャッシュフローの現在価値と投資金額の現在価値とが等しくなる割引率(内部収益率)を求め、投資により見込まれる内部収益率が本来得るべき利回りより大きいかどうかで投資の可否を判断する手法
NPV(Net Present Value,正味現在価値)
投資により得られるキャッシュフローを現在価値に換算し、そこから投資額を引いた正味現在価値を求め、そのがくが0を上回っているかどうかで投資の可否を判断する手法
NPV=現金流入の現在価値−現金流出の現在価値
ITポートフォリオ
ポートフィリオの考え方を情報化投資戦略に応用したもの。
IT投資をその目的やリスクの特性ごとにカテゴライズし、そのカテゴリ事に投資割合を管理することで、限りある経営資源を有効に分配することが可能となる。
3C分析
マーケティング分析に必要不可欠な顧客(Customer)、自社(Company)、競合他社(competitor)の3要素について自社の置かれている状況を分析する手法
エンタープライズアーキテクチャ
組織の全体最適化の観点より、業務及びシステム双方の改善を実践するために、業務及びシステムを統一的な手法でモデル化し、改善することを目的とした、設計・管理手法